飲食店のアルバイトに必要な包丁技術

飲食店のアルバイト。キッチンで働くということ。

飲食店のバイトに必要な包丁技術って?


 

包丁の技術で悩んでいる主婦

 

「飲食店でアルバイトしたいと思っているんだけど・・・ちょっと・・・不安だな」

 

こう思っている人も多いかと思います。

 

「不安」の中身は人それぞれだと思いますが、中でも多いのが包丁の技術に対してではないでしょうか。

 

ということで、今回は、飲食店のキッチンアルバイトの応募を躊躇してしまう原因をボクが取り除きます。

 

ファミレスであれ居酒屋であれ、当たり前ですが包丁を使います。

 

ただ、全般的に見れば、昔に比べると誰でも簡単に調理ができるようになりました。

 

その理由は、予めある程度調理加工された食材を使うようになったからです。

これによって、微妙な味付けや複雑な仕込みなどのデリケートな作業が大幅に減りました。

 

ですが、さすがに何でもかんでも電子レンジでチンとかお湯に入れて3分待つだけの超お手軽料理ばかりではありません。

 

中には包丁を使って調理しなければならないものも当然あります。

 

なんて言うと、「やっぱり、包丁を使えないと飲食店のキッチンでアルバイトするのは無理なのかな・・・」と思ってしまう人がいてもおかしくないと思います。

 

そんな人に「大丈夫!大丈夫!簡単だから。心配する必要ないよ!」って言っても、不安は払しょくされませんよね。

 

そこで、実際にどんな時に包丁を使うのか?また、どれくらいの技術が必要なのか?を具体的にお話ししたいと思います。

 

ファミレスと居酒屋で違いがありますので、それぞれに分けて解説します。

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ファミレスのキッチンバイトに必要な包丁技術

野菜

 

ファミレスで包丁を使うのは、主に野菜をカットしたりスライスしたりする時です。

 

多いのはサラダに使用する食材で、トマトやキュウリなどがそうですね。

 

サラダというと、レタスが思い浮かぶかと思います。

 

実は、サラダに使うレタスって、専門の業者がカットしてパックにしたものを購入して使用しているところも多いんです。

 

大手のチェーン店になると、自社の工場を持っていて、そこで加工しているところもあります。

ちなみにセントラルキッチン方式と呼びます(どうでもいい話でしたね)

 

お店で仕込んでいるところもあり、一概には言えませんが、飲食店のトレンドとしてはそうです。

 

今は、どのファミレスでも、こんな風に野菜の加工品がかなり多く使われています。

例えば、キャベツの千切りや玉ねぎのスライスなどは、大体のファミレスで加工品が使われているんじゃないでしょうか。

 

本当にいろんな種類の野菜が加工品として出回っているんです。

知らない人からしたら、ちょっとした驚きがあるかもしれませんね。

 

飲食の世界も進化?しているのです。

年々、キッチンのアルバイトは包丁を使う機会が減ってきていると言えそうですね。

 

他には、お味噌汁に使う長ネギや万能ねぎの小口切りもありますね。

小口切りというのは、こんなやつです。

 

後は、会社によっても違いますが、サンドイッチがメニューにあるところだとパンを切ります。

 

ポジションによっては全く包丁を使わないところもあります。

 

ファミレスで使う包丁の技術については、会社による違いもありますが、大体こんな感じです。

こう思ってもらえれば、大きく外れることはないかと思います。

ファミレスで使う主な包丁技術

野菜のカットの種類

 

最後にファミレスのキッチンで使う包丁の使い方で、主だったのものを3つご紹介します。

他にもあるんですが、多くの場合、この3つの使い方のうちのどれかです。

 

・スライス(薄切り)

 

サラダやその他の料理に使うきゅうりや料理に添えるレモンなどに使う切り方です。

 

ウェッジ(櫛切り)

 

サラダに使うトマトや揚げ物に添えるレモンなどに使う切り方です。

 

・小口切り

 

お味噌汁に使う長ネギや様々な料理に使う万能ねぎなどを切る時の切り方です。

 

居酒屋のキッチンバイトに必要な包丁技術

刺身の盛り合わせ

 

居酒屋では、ファミレスと同様の包丁の使い方+αです。

もう少し使い方の幅が広い場合が多いです。

 

居酒屋にあって、ファミレスにないものというと何が思い浮かびますか?

 

こまかく見れば色々とありますが、やっぱり魚介類ではないでしょうか。

 

行ったことがある人ならお分かりかと思いますが、どの居酒屋でもお刺身がありますよね。

 

カルパッチョ

 

刺身以外にも、生魚を使ったカルパッチョなんて小洒落た料理を出すお店もあったりします。

 

魚(刺身用)も加工された冷凍ものを使うケースが多いですが、チェーン店でも各店舗で包丁で切っているところもあるんです。

 

これはちょっと難しいです、正直言って。

野菜とは包丁の種類や切り方というか使い方が違うんですね。

 

野菜は主に押し切りと言って、包丁の刃を手前から奥に向けて切ります。

逆に魚は引き切りと言って、包丁の刃を奥から手前に向けて切ります。

 

他にもチェーン店の焼き鳥というと、冷凍ものを使っているお店が大半だと思いますが、中にはお店で肉の塊を切って、一本一本串を打っているところもあります。

 

焼き鳥以外にも肉を切る場合もあります。

 

先ほど、使う包丁も違うと言いましたが、魚には魚用の、肉には肉用の専用の包丁があります。

ですが、チェーン店の場合だと、ちゃんと用意しているところもあれば、万能包丁で済ませているところもあったりと、バラバラのようです。

 

最初に不安を取り除くと言っておきながら、これだと不安を煽っているだけじゃないかって声が聞こえてきそうですね・・・

 

いや、でも大丈夫なんですって、これが!

確かに少々難しい包丁の技術が必要になるのは間違いないんですけど、多少の失敗を繰り返しながら慣れていくものなんですよ、ホントに。

 

そりゃ、一流のプロの料理人のようにはいきませんよ、ハッキリ言って。

でも、ある程度の形にはなるもんなんです、それでも。

 

これまで何人もの高校生の子が魚を切ったり、肉を切ったりしているのを実際に見ているんですから。

 

断言します!

 

包丁がうまく使えないからといって、キッチンのアルバイトを辞めた人を1人も見たことがありません。本当にそんなもんなんです。

 

どうですか?少しは不安は解消されましたか(笑)

 

アルバイトを続けていく間に自分の包丁の技術が上がっていくのは、なかなか楽しいもんですよ。

包丁に限らず、スポーツや勉強でも、できなかったことができるようになっていくのって単純に嬉しいと思うんですよね。

 

難しいことはできなくても、ちょっとした包丁の技術を身に付けておくと、なにげに役に立つ時がありますし。

 

 

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