キッチンの暇な時の仕事

飲食店には忙しい時期もあれば暇な時期もありますし、同様の曜日や時間帯があるわけです。

 

そして、店長は過去のデータを参考に、どの時間帯にどれくらいのお客さんが来店し、お客さんを迎えるに当たり、アルバイトを何人用意すればいいのか予想を立てしてシフトを組みます。

 

ところが、お客さんの動きというのは、そう簡単に読めたりなんかはしないものなんですよね、これが。

 

今日は暇な１日になるだろうなと思ったら、とんでもなく忙しい日だったりすることも結構あります。

 

逆に忙しい１日になるだろうなと思ったら、予想外に暇だったなんていう日もあるのが現実だったりするのです。

 

今回は、お店が暇な時、飲食店のキッチンバイトはどんな仕事をするのか？について個人的経験によるランキング形式でお話します。

お店が暇な時のキッチンでは、こんな仕事をしている

では、実際にファミレスや居酒屋などの飲食店では、お客さんの来店が少なく暇な時、どんな仕事をしてるのかみていきましょう。

 

現実にボクが経験し、また今日現在も行っている仕事をランキング形式にしてみました。

 

個人的には、忙しいのは好きじゃないんですけど、あんまり暇なのも好きではありません。

 

その理由は、時間が過ぎていくのが遅いからです（笑）

１位　小分け

「小分け」という言葉は、あまり聞きなれない言葉だと思います。小分けというのは食材を１人前（１食）づつに分けるという意味です。

 

チェーン店のファミレスや居酒屋では、冷凍食品も使っています。そして、その冷凍食品をはかりを使ってビニール袋に１人前づつ分ける小分けという仕事があるんですね。

 

で、この小分けという仕事は、特にいつ誰がやるという仕事ではなく、切らさないように気を付けながら暇を見つけてやるとうのが実情なのです。

 

なので、ちょっと暇になったら、まずは小分けしなければならないものがないかチェックして、あるようであれば小分けするということになります。

２位　お掃除

小分けするものがなかったら、次にする仕事はお掃除です。

 

普段なかなか手が回らなくてキレイに出来てない場所のお掃除です。毎日掃除する場所が何か所かあるんですが、さすがにキッチンの隅から隅までというわけにはいきません。

 

ですから、実際にはある程度限られた範囲になってしまいます。そうすると、当然ですが普段掃除できていない場所が汚れていきますよね。

 

暇な時にはそういった場所を掃除することが結構あります。ちなみに普段掃除していない場所の清掃はとっても不人気です。みんな掃除が嫌いなんだね・・・ボクも（笑）

 

でも、汚いキッチンで調理するのは嫌なので、頑張ってお掃除してますよホントに。

３位　新人教育をする（新しい仕事を教える）

これは、必ずしも上の２つと連動しているわけではないんですが、新人さんに新しい仕事を覚えてもらうことです（新人さんがいた場合に限られたケースです）。

 

いくらお店が暇とはいえ、さすがに少しくらいはオーダーが入ってきます。

 

「キッチンアルバイトとしての初仕事スタート」でもお話しましたが、飲食店のアルバイト初日から３日目位までは誰かしらがトレーナーとして新人アルバイトのそばに付いてくれますので、その分、通常よりも１人多い人数のシフトが組まれます。

 

ですが、それ以降は基本的に独り立ちした状態でポジションに付いて調理することになるのが普通なんですね。そこから先は、暇を見て先輩アルバイトが新人アルバイトさんにとって新しい（まだやったことのない）ポジションの仕事をちょこちょこ教えてあげるという感じで仕事を覚えてもらいます。

 

なので、暇な時というのは新人教育にとってチャンスだったりするんです、実は。ゆっくり丁寧に教えられるというのは、教える方にとっても、教わる方にとってもいいことですからね。

 

特にボクは出来るだけ丁寧に教えたいと考えていますので、暇な時は積極的に新人さんに新しい仕事（料理の調理）を覚えてもらうようにしています。

 

以上が、ボクの個人的経験に基づいたキッチンが暇な時のお仕事ランキングでした。

 

各飲食店、又は店舗によって違いがあるかも知れませんが、大体はこんな感じではないかと思います。ボクが今まで在籍した飲食店では、どこもそうででしたから。ま、３位の新人教育については、ボクの場合はといった方がいいかもしれませんが。