飲食店のノロウィルス対策と対応

飲食店にとって、死活問題に発展しかねないのがノロウィルスです。

 

感染しないようにどんなに注意していても、どんなに用心していても感染してしまう時はしてしまうものです。

 

残念ながら、これが現実です。

 

今回は、不運にもノロウィルスに感染したかもしれない、又は感染してしまった場合にどうなるのか？についてお話します。

 

ノロウィルスの感染が疑われる場合

ノロウィルスに感染した場合の主な症状は、以下の３つです。

 

 

もし、これらの症状が確認されるようだと、ノロウィルスに感染している可能性があります。そんな時は、勤務先のお店に電話し、店長もしくは責任者に現状を報告します。

 

そうすると、恐らく、出勤停止という話になるだろうと思います。ノロウィルスは感染力が強いウィルスですので、感染の疑いが出た時点でこういった判断に至るのが普通ではないかと思います。

ボクの働いてる飲食店でもノロウィルスに感染したアルバイトがいた

ボクが働いているバイト先で以前、ノロウィルスに感染したアルバイトがいました。

 

ある日、お店に１人のアルバイトから電話がありました。前述した症状が出ており、もしかしたらノロウィルスに感染したかもしれないという内容の電話でした。

 

結果、出勤停止という措置になり、そのアルバイトは仕事を休み病院へと向かうことに。そして診断の結果、実際にノロウィルスに感染していました。

 

アルバイトへの衛生管理の教育は本当に大切

 

今回のケースでは、出勤する前に本人が事前の店舗による教育によって知識があった為、症状からノロウィルスを疑いを持ち他者への感染リスクを未然に防ぐことが出来たので良かったです。

 

もし、これがノロウィルス感染者に見られる症状が起きているにもかかわらず出勤していたとしたら大変なことになっていたと思います（その理由は具体例を挙げて後述します）

 

結局、その電話連絡があった日から数週間の出勤停止期間が解け、それまでと同様に一緒に働くことになりました。

 

ノロウィルスは、症状が収まってからも体内に長くて１ヶ月位残ることもあり、その間に周りの人を感染させてしまう恐れがあります。

 

それ以降は、それまでと同様に一緒に働くことになりました。感染してしまうと厄介なものだなぁということと、アルバイトへの衛生教育って本当に大切なんだなと思いましたね。

 

従業員（社員＆アルバイト）がノロウィルスに感染したら

先に挙げた例とは別のケースで、以前ボクの知っているお店（店舗の詳細は伏せますが）で感染者が出たことがありました。で、もしかしたら、その感染者が感染している時にお店で働いていたかもしれないということだったんですね。

 

さぁ、こうなると大変です。そのアルバイトが出勤停止措置はもちろんのこと、店内にあるものすべてに徹底的な消毒を行い、そして当時店舗に会った食材を全て廃棄するということになりました。

 

しかも、それだけではありません。それらを行う為の自主閉店も行い営業再開まで数日を要しました。

 

これだけのことを行うと、当然ですがかなりの費用がかかります。具体的な金額は聞いていませんが、結構な金額だったようです。

 

この件で発生した被害をまとめるとこうなります。

 

この時は、不幸中の幸いでノロウィルスによるお客さんへの直接的な被害は出なかったので、その意味では良かったと思います。ですが、当該店舗や運営会社に及ぼしたダメージは非常に大きいものがあったのも事実です。

 

このような対応をせざるを得ないくらいにノロウィルスとは、飲食店にとっていかに怖い存在であることが、この例からもお分かり頂けたのではないでしょうか。

 

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