高校生のバイト　何時間まで

 

高校生のアルバイトが１日に働ける時間は、法律（労働基準法）で

と決まっています。

 

しかし、１８歳以上の人であれば、会社と従業員との間で「３６協定」という協定を結んでいる場合は、１日に８時間を超えて働くことができます。

 

いわゆる「残業」というやつですね。

 

ということは、１８歳未満の高校生は、１日８時間を超えて働けないことになりますよね。

 

ところが、ある条件を満たせば、高校生のバイトでも１日８時間を超えて働けます。

 

今回は、「高校生バイトは１日最長で何時間まで働けるのか？」と「高校生バイトの残業」の２つのテーマについてお話します。

 

高校生バイトが働ける最長時間は、１日１０時間

ある条件を満たせば、高校生のバイトでも残業できると言いましたが、そのある条件とは以下の通りです。

 

1週間のうち1日の労働時間を4時間以内に短縮する場合において、他の日の労働時間を10時間まで延長すること。

 

労働基準法第６０条３項１号より抜粋

 

ちなみに１週間に働ける時間は、あくまで４０時間以内にしなくてはなりません。

 

この範囲内で、１日の労働時間を９時間、１０時間（最長）に延長できますという意味です。

 

高校生が１日９時間、１０時間働くのは違法ではないが・・・

 

法律上は、高校生のバイトでも上限を１０時間として働けますよとなっているので、１日９時間とか１０時間といったシフトを組むことは可能で、違法ではありません。

 

ですが、高校生に残業させることが違法でないとは言っても、一般的な飲食チェーン店では、１日の労働時間を８時間以内でシフトを組んでいる（スケジュールを作る）場合がほとんどだと思います。

 

なので、実際にはそんな長時間労働はないと考えてください。

 

１８才の高校生バイトは何時間まで働けるの？

 

１８才の高校生は、３６協定を結んでいれば、大人と同じように残業できます。

 

ですが、多くの飲食店では、１８歳の高校生でも１８歳未満の高校生と同じ扱いですので、原則残業（８時間を超える仕事）できないと考えてもらった方がいいかなと思います。

※高校生のバイトが９時間とか１０時間働くケースもまれにあります。あくまでも「まれにある」ですけどね。

 

高校生バイトが、９時間とか１０時間働く時の休憩は？

 

１日の労働時間が９時間とか１０時間の長時間になる場合、休憩時間はどうなるのでしょうか？

 

※ちなみに法律では、１日の労働時間が８時間を超える場合、１時間以上の休憩を与えなければならないとなっています。

 

以下の３つのパターンが考えられます。

まとめ