飲食店のアルバイト面接|聞いておくべきこと
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アルバイト面接のポイント(お店側が求める人材)
さて、実際の面接の場面において大切なポイントはといえばなんでしょうか?
自己PR?
もちろん、それもある程度必要なことではあると思いますが、アルバイトの場合は一般の就職面接に比べて、そんなにやる気をアピールする必要はないと思います。
それよりも、働きたい時間帯、働きたい曜日、休みたい時期、月にどれくらい稼ぎたいのか。
これらのことが、自己PRに近いものになるのではないでしょうか。
ファミレスや居酒屋といった飲食業の稼ぎ時は、土日休みの会社と大きく違います。
ランチタイム・夜・週末・年末年始・ゴールデンウィーク・お盆・学生の長期休暇期間といった時間帯や時期が、飲食業にとっての稼ぎ時となり、多くの人の休日に当たります。
もちろん、平日も営業をしているわけですが、来店されるお客さんの数が何倍も違うんですね。
ですから、そういった多くの一般の人がお休みの時にどれだけ出勤することが可能なのかが大きなポイントとなります。
飲食業で働くということは、大雑把に言えば人が休んでいる時に働くということです。
ですから、希望の時間帯や曜日が土日休みの会社と同じようだと、採用する側としては二の足を踏んでしまうことでしょう。
また、そのような希望を出してくるような人だと、他にも飲食業について誤解している可能性があるのでは?という疑問を持たれることにもつながりかねません。
つまり、積極的に採用したい人ではないということになります。
アルバイトの求人を出している飲食店の中で、店舗状況によっては平日に出勤できるアルバイトが不足しており、平日のみの求人というのもあるかもしれません。
しかし、多くの飲食店が優先的に採用したいのは、先ほど挙げた多くの一般の人がお休みの時に出勤できる人です。
友達と休みの日に一緒に遊びたいと思うのが人情だと思いますが、飲食業でアルバイトしたいということであれば、その点を理解した上でじゃないと、正直ちょっと厳しいかなと思います。
ただ、よっぽどひどいお店でなければ、土日や祝日等でも前もって話をしておけば休みを取ることは可能なはずですので、絶対にそういった日に出勤しなければならないという意味ではありませんので。
アルバイトする為の条件はしっかり相手に伝えること
よくやってしまいがちなのが、面接時に採用して欲しいからと言って飲みたくない条件を呑んでしまうことです。
例えば、本当は出勤したくない時間帯や曜日にも出勤できますと言ってしまったり。
アルバイトし始めのころは我慢して出勤するものの時間が経っていくうちに段々そこで働くのが嫌になってしまう。
そして、挙句の果てに辞めてしまう。
そんな事態を避ける為にも、面接時にこちらの諸条件をしっかり相手に伝えるようにしましょう。
リアルな話で、これまで何例もこんなケースを見てきました。
せっかく一緒に働くことになって、ボクや他のバイト達がキッチンの仕事を丁寧に教えてきたのにつまらないことが原因となって退職してしまう。
こういうことがあると、やりきれないですよね、正直・・・
ということもあるので、面接時に採用されることを優先する余りに本当はイヤなのにOKしてしまうことは避けるようにしましょうね、ホントに(苦笑)
アルバイトの条件が合わない時は、辞退するのが賢明
もし、お店側の出した諸条件について納得いかないようであれば、辞退することにして別のアルバイト先を探した方がいいでしょう。
どうしても、そのお店でなければアルバイトしたくないというのであれば別ですが、求人情報を見れば分かりますが、ファミレスや居酒屋の求人て結構あります。
ですから、よほどのこだわりがない限りは、アルバイトする条件に不満を抱えたまま働くよりも新たに応募先を探した方が賢明なのではないかとボクは考えます。
そんな状態で働いても前向きな気持ちで働けるとは思えないからです。
恐らく、自分も辛いだろうし、そのことによって仮にネガティブオーラでも出してしまっていたら、一緒に働く周りの人も辛いでしょうし。
仕事内容やシフト等の疑問点は必ず質問して解消すること
仕事内容や条件面でイマイチ理解出来ないことがあったら、聞きにくいことであっても必ず質問して疑問点を解消しましょう。
分からないまま、理解が曖昧なまま面接を終えるというのはNGです。
そんな状態で仮に採用になって働くことになったとしましょう。
面接の中で説明されたにもかかわらず、条件面や仕事内容について事前に聞いていた話と違うなんてことになったらお互いに不幸ですから。
先に挙げた、初めから不満を抱えたまま働くというのと同じで、気持ちがネガティブになってしまう可能性大です。
そういったことを避ける為にも、分からないことや疑問に思うことがあったら、必ず面接で聞くようにしましょう。
特にシフト(スケジュール)に関しては、お互いに誤解がないようにきちんと確認しておくことが肝心です。
シフトに関して、お店側とアルバイトの間で、言った言わないといったつまらないことで言い争っている場面を何度も見てきました。
ぜひ、これから飲食店でアルバイトをしようという人は、そんなことにならないよう、特にこの点に十分注意して面接に臨んでください。
採用の合否は電話連絡で分かる
さて、面接が終わりました。
面接の最後に「採用の場合は、○日位の間に電話連絡します。」
「不採用の場合は、○日が過ぎても連絡がなかったらご縁がなかったと考えてください」
というような話があると思います。
不採用の場合に判断するポイントが少し切ないですね・・・
で、晴れて採用になった場合ですが、応募先のお店から電話で連絡があります。
それ以降の流れは会社によって多少の違いがあるかと思いますが、おおよそこんな感じです。
お店からの電話連絡の中で初出勤日が告げられ、併せて用意していくもの等の話があると思います。
用意しておくように言われたものを初出勤日までに余裕をもって確実に準備しておきましょう。
以上が、ボクが思うアルバイトの面接における大事なポイントです。
アルバイト未経験の方は、これらのことを意識してバイト探し、そして面接に臨んでもらえれば幸いです。
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